意識と行動を少しだけ変えてみることで、職場の空気は変えることができると思います。
その変化を端的に表せば、「集団」を「チーム」にするということにあるようです。
先日、本屋で出逢ったある書物に書かれた内容を少し紹介したいと思います。
同じ部署内でいくら机を並べていても、それは「集団」でしかありません。
まずはお互いメンバーの顔をよく見て、目標とモチベーションと情報を共有し、
お互い協力し、助け合う体制ができて初めて、一体感のある「チーム」になります。
今日の社会でもっとも求められているのは「アイデア」であり、
そのためには、人と人とが関わって新しい付加価値を生み出すのがもっとも効率的だといわれます。
単に数人が集まっただけの集団は「チーム」とは呼べず、
重要なのは、そこからチームとしてまとまっていくプロセス。
そして、そのための大前提は、メンバー全員が当事者意識を持つということ。
低成長が続き、大手企業といえども安泰ではなくなった現在、
状況を突き破って利益を求めるのは、少なくとも個人プレーでは不可能です。
サッカーに例えれば、チームのメンバーが連動し、
次の目標を予測してパスを出し合うことが必須条件だといいます。
全員が試合を動かす一員になり、
ボールを持った時点で、その人がリーダーということです。
チームには「推進力」が存在し、社会人である以上はなんらかのかたちでチームの推進力に貢献する必要があると考えます。
日々の『階和』を通じて「自分はチームのために何ができるのか?」、
また「自分は推進力の一助になっているか、それともぶら下がっているだけか」と
自問自答しながら、チーム内のメンバーとより良い関係性を作り上げられるように
日々取り組んで行きたいと感じました。
品質保証部 姫路工場 秋田