姫路工場 品質保証部 川俣明雄 今日は“5S”についてお話しをしたいと思います。
皆さんご存知の様に神田工業スローガン「NASHITOGERU 2017」の中にある“5S”です。
<5Sの定義> 整理 ・・・不要なモノは処分すること。
整頓 ・・・必要なモノをすぐ使える様に、身の回りを整えておくこと
清掃 ・・・職場および身の回りをきれいにすること
清潔 ・・・3S(整理、整頓、清掃)を維持すること
躾(習慣)・・・決められたルールを守れるように習慣づけること
“5S”の必要性が重要である事は、日常生活では勿論のこと連日ニュースになっている事件、事故他さまざまな不祥事の根源は「躾」が出来てないからではないでしょうか。もう一度“5Sの定義と重要性”を再認識しましょう。 この“5S”を企業が推進して行くと大きなメリットが期待出来そうです。 それも色々ありますが、やはり一番は「ムダの排除」。それに伴う生産性の向上が挙げられます。例えば職場には多くのムダがあります。 手待ちのムダ・・・必要な材料が揃わずに手待ちが生じている。 探すムダ・・・必要なものが所定の場所に無く、探さなくてはいけない。 選ぶムダ・・・不必要なモノの混在で、必要な物を選び出さなくてはいけない。 考えるムダ・・・中身が分らず、何が入っているのかと考える。 歩くムダ・・・モノを取りに行くため頻繁に出歩く。 ◆ お客様に対し、クイックな対応の実現。 ◆ 担当者不在時に業務が停滞することの防止。 ◆ 担当者変更時の引き継ぎ期間の短縮。 個々の内容の深堀をして、このムダの改善をする事で生産性向上と言う成果に繋がれば大きなメリットになります。 その事から“5S”は、企業経営において重要な土台となるものです。昨今厳しい市場環境や経営状況の中、私も改善施策の基礎工事としてしっかりと“5S”活動を確実に進めて行きたいと思います。