福島工場 品質保証課 賀久博彦
私が福島工場に来てから早1年が経ちました。
あの震災からもう5年が経過していますが、
復興まではまだまだ遠い道のりです。
地元の方々のご苦労も沢山聞かせていただきました。
折角福島に来させていただいたのだから、
少しでも地元の方々のお役にたてないか?
そういった気持もあり、各地の「復興祭」のような
イベントに参加しています。
そんな中、地元のご当地アイドルのプロデューサーの方と
仲良くなりました。
先日、郡山市で復興イベントが開催されたのですが、
その直前に次のような内容のツイッターが送られてきたのです。
「郡山のイベントで私たちグループのグッズ販売の売上の一部を、
先日起こった台湾震災被災者への募金とさせていただきます。 」
私は直ぐに彼に聞いてみました。
地元の震災復興にまだまだお金が必要なのに、何故ですか?と。
彼はこう言いました。
「先の東日本震災では台湾の皆さんから沢山の募金をいただきました。
今は少しでも恩返しがしたいんです。 」
困った時はお互い様 という言葉があります。
彼はそれを素早く実践したのです。
実にすばらしい方だと感動しました。
行動指針にある「社会貢献」その根源は人助けだと思います。
こういった地道であっても周りの人の為に何ができるのか、
何をするべきか、
考えて行動することが大切です。
私も是非実践していきたいと考えます。