2022年10月6日(木)神戸大学六甲キャンパス眺望館にて、弊社代表髙島が講義を行いました。神戸大学では、V.schoolとして産学連携で横断的な学びを提供する取り組みを行っています。今回は神戸大学V.school、三井住友銀行、トーマツ様が共催で行う連続講座「VUCA時代における次の一手」の第1回目のゲスト講義として行われました。
VUCAとは4つの単語の頭文字をとった造語で V(Volatility:変動性)、U(Uncertainty:不確実性) 、C(Complexity:複雑性)、A(Ambiguity:曖昧性)のことです。
この講座では後継者として事業継承を行う方、新規起業者の方を含む受講者に対し支援を行っており、弊社髙島はゲストメンターとしてこの不確実な時代をいかにして事業継承し、事業展開してきたのかを語りました。会長である父の会社を継ぎ、事業を展開する中で様々な困難を乗り越え、社内外の人に助けられてきたこと、自身を支えた言葉や学びについてシェア。
「世界を変えるくらい大きな夢を描こう」という言葉を体現し、常に新しい局面を見据えピンチをチャンスに変えてきたからこそ語れる、生の声を伝えました。
当日は、神戸大学客員教授の安川幸男氏から、VUCA時代における価値観や、経営を行っていく上での方針、考え方の枠組みについても講義がありました。
「1つのゴールや答えはない。ゴールの意味を変え、新たなゴールを生み出していくことが必要」
「成功体験は忘れるべき。なぜなら既存事業がうまくいっていると新しい事業を考えなくなるから」
といった経営に係る要素をキャッチーに教授頂き、大変参考になりました。また、事業継承の上で中小企業のM&Aや、主事業とは別に新規事業を別法人で立ち上げるといった取り組み事例をご紹介頂く中で、まさに時代の変化の波に立ち向かい、挑戦を続けてきた神田工業の歴史と紹介事例とが重なるようでした。大変興味深い講義ありがとうございました。(画像は安川氏に弊社グループMIRAI BARによる「MIRAI PIX」 と「ホロホバ」を体験頂く様子)
講義の後にはフリー交流の時間が設けられ、たくさんの学生・企業の方に弊社製品に触れて頂くことができました。
様々な感動の声、用途について未来へ思いを馳せる声がたくさん聞かれました。
参加者の方々はみな会社経営・事業展開・企業といった正解の無い課題に取り組む同志です。
ともどもに、時代に負けず、大きな夢に向かって頑張っていきましょう!
関係者の方々、貴重な機会にお招きいただきありがとうございました。