2022年9月3日(土)姫路駅前のBIZSPACE姫路に神田グループの社員が参集し、経営研修会「カンダミライカイギ」を実施しました。今回のテーマは次世代の教育・育成。弊社「神田工業株式会社」の姫路・熊本・福島の若手メンバーと、グループ会社「バンガードシステムズ」の社員が参加しました。今回、本ブログでは3回に分けて研修会の内容をシェア。前回のブログでは若手社員が ①「ヒト×ミライ」 ② 「仕事×ミライ」 ③ 「NASHITOGERU×○○(自分の向き合いたいもの!)」 という3つのテーマで理想のミライについてグループディスカッションを行いました!↓
「カンダミライカイギ」 ~②グループディスカッション編~ | 神田ブログ (kanda-kogyo.co.jp)
連続企画最後となる今回は、今回の研修会には参加されなかった先輩社員の方々から若手へのメッセージをシェアしていきます!
先輩方には若手社員にも考えてもらったように、先輩たちにとっての「理想のヒト」や「理想の仕事」とは何か、そして実際に「理想を実現するためにどのように取り組んできたのか」答えて頂きました。すべてをご紹介することはできませんが、テキストマイニングという手法で、アンケートによく出てきたキーワードや、特徴のあるキーワードを引用しながらご意見を紹介します!
■「理想のヒト」とは?
利他的なヒトや礼節を重んじる人、人の話を聞ける人、おごり高ぶらない人という意見が多くありました。協調性・コミュニケーションというワードも多くありますが、これも発言するというのではなく、人の話を聞ける人、他者を重んじる、他者を尊敬できる人が理想ということでした。翻っていえば、自分自身の意見は言えるけれども、自分以外のことを考えたり、他人の意見を尊重することが難しいと感じている人が多いのかもしれません。その他マイニングには出て来ませんでしたが、趣味・仕事・人生を広く楽しんでいる人という意見も出ていました。長く務める上で、業務成果はもちろん謙虚な気持ちや純粋な気持ちというのも大切にしたいですね。
■「理想のヒト」として成長するための努力とは?
では実際に理想のヒトとなるために、先輩方はどのような努力をしてきたのでしょうか?視野を広げるため、自分の知識を広げるために書籍を読んだり映画を見て情報を得たり、また社外の研修会や会食で他の人の意見を聞き交流をするという活動例が多かったです。これらはまさに先に出た「理想のヒト」の姿ともつながっており、他者の意見を取り入れるためには、自分とは違う見方・見識に多く触れる必要があるのだとわかります。一方、初めてのことにチャレンジするという意見が多くありました。あえて自分にとって難しい方を選んで挑戦する(難行道)、「人の振り見て我がふり直せ」など、失敗を次に生かして自分の成長のために活用してきた経験が表れています。その他自分がリーダーシップをとる、自分が意見を最初に言う、自分自身がはじまりの基点となるというような姿勢をとることで自己成長を促してきたということでした。上司として活躍される方々の「今」があるのは、成果はもちろん、誰かにやらされるのではなく自分からやるという姿勢が評価されたからかもしれません。私は同じような姿勢で取り組めているか?と考えさせられますね!
■「理想の仕事」とは?
次に先輩社員にとっての理想の仕事、働きやすい条件や、望まれる成果についてお聞きしました。時代的にもフレックスタイム制、ワークライフバランス、勤務時間の自由化という意見が多かったです。これはジェネレーションや、職位に関わらず皆さん感じていることかもしれません。また一方で成果を数値によって評価してもらえる職場環境が望ましいということ、また付加価値の高い業務ができることや他の企業に先んじた取り組みをできること、そしてもちろん自分の好きなこと・やりがいを感じられる業務で、望んだ報酬を得られるということが理想の仕事として多く上がった意見でした。仕事に関する質問では、それぞれの人のより具体的な理想・追い求めるモノが表れていました。業務成果・評価を重視する人、自分自身のやりがいを重視する人、自分自身の働きやすさを重視する人。どれをとっても仕事には欠かせない要素だということが分かります。一人一人の社員が取り組むべき理想の仕事と、社員・会社側が一致団結して共に協力し実現すべき理想の仕事が明らかになりました。
■「理想の仕事」を形にするためには?
最後に、そのような理想の仕事を実現するために、先輩方はどのような努力をしてきたのでしょうか。まず大きく出ているキーワードが取り組むというキーワード。期限を設けて取り組む、あきらめずに取り組む、こだわりを持って取り組む、失敗を恐れずに取り組むというような取り組み姿勢に関する意見が多く出ていました。それに関連し、堅忍不抜という特徴的なキーワードも。これもどんな困難にも動じず耐え抜くという精神・取り組み姿勢ですね。やはりどんな先輩方も、失敗や困難はつきものだが、負けずにあきらめないということの積み重ねでやり遂げられてきて今があるということが分かります。PDCAやリスクヘッジというワードも出ていますが、計画し実行し、確認し改善するという基本的なサイクルを確実にやっていくことも必要。また人材を育成していくことも必要だということでした。成果を出すためには取り組む方法論や、困難に負けない姿勢、また絶えず一緒に仕事をする仲間を育てていくことが必要だと教わりました。
このような先輩方のビジョンからは、経験を経ないと身につかない先見性や精神を学ぶ言葉が多くあったように思います。だれがどの言葉を、どのような思いで共有してくださったのか想像し、噛みしめ自分の糧としていきたいですね。アンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございました!より詳しいアンケート内容については社内資料としてまた共有させて頂きます。
3回にわたり更新してきた「カンダミライカイギ」ブログ。いかがだったでしょうか?ブログには書ききれないほどの当日の熱量やたくさんの方のご意見を元に、少しずつでも理想のミライに進んでいけるように、みんなで心を一つにしていきましょう。
■研修ブログ番外編
関西シウマイ弁当 誕生! まねき食品 × 崎陽軒 (maneki-co.com)
なんと、研修会では姫路のまねき食品様とあの崎陽軒様のコラボ弁当「関西シウマイ弁当」をご提供!テレビでも紹介され、個数限定の販売のため滅多に食べられないお弁当…。今回の研修のためにご協力頂きました。大変おいしく社員からも好評でした!ご協力頂きましたまねき食品様、崎陽軒様誠にありがとうございました^^